LINEショップカードの作り方|紙のポイントカードとの違いと特典設計のコツ

エプロン姿の店主がスマートフォンのポイントカード画面を見せているアイキャッチ画像。紙のカードとの違い、作り方の手順、貯まる特典設計の3点を紹介

「ポイントカード、お持ちですか?」「あ……家に忘れました」。レジでのこのやり取り、お店側もお客様も、少しだけ残念な気持ちになります。せっかく来てくださったのに、次につながる一押しができないまま終わってしまう。

でも、これはお客様のうっかりが原因ではありません。オーフレックスがクライアントさんとお話ししていても、リピートが増えない悩みの多くは、サービスの質ではなくお客様との接点が「一度きり」で止まっていることにあります。ショップカードは、その接点をスマホの中に置いておける機能です。

目次
  1. 1.この記事でわかること
  2. 2.LINEショップカードとは? スマホの中に置けるポイントカード
  3. 3.ショップカードの作り方(基本の手順)
  4. 4.「貯めたくなる」特典設計の3つのコツ
    1. 4.1① ゴールは、少し頑張れば届く場所に
    2. 4.2② 途中にも小さなごほうびを置く
    3. 4.3③ 特典は「次の来店」につながるものに
  5. 5.店頭でポイントを渡すときのひと工夫
  6. 6.よくあるつまずきと対処法
  7. 7.まとめ

この記事でわかること

  • LINEショップカードでできること(紙のポイントカードとの違い)
  • ショップカードの作り方と、押さえておきたい設定項目
  • 「貯めたくなる」特典設計の3つのコツ
  • 店頭でポイントを渡すときの運用のひと工夫
  • よくあるつまずきと、その対処法

LINEショップカードとは? スマホの中に置けるポイントカード

ショップカードは、LINE公式アカウントの中にお店のポイントカードを作れる機能です。お客様は専用のアプリを入れる必要がなく、いつも使っているLINEのトーク画面からカードを開けます。ポイントは、お店が用意したQRコードを読み取ってもらうことでたまります。

紙のカードと比べると、違いはこんなところです。

  紙のポイントカード LINEショップカード
持ち歩き 財布に入れて持参が必要 スマホの中にあるので忘れない
作成・印刷 デザインと印刷の費用がかかる 管理画面で作成。印刷費ゼロ
紛失したとき それまでのポイントが消える LINEに残っているので引き継がれる
状況の把握 お店側では分からない 発行数やたまり具合を数字で確認できる
内容の変更 刷り直しが必要 管理画面からいつでも見直せる

紙のカードが悪いわけではありません。ただ「忘れた」「なくした」で機会を逃すことが多いなら、スマホの中に置くほうが、お互いに続けやすくなります。

ショップカードの作り方(基本の手順)

パソコンの管理画面(LINE Official Account Manager)でもスマホの管理アプリでも作れます。

ショップカード作成の4ステップの図解。カード名とゴール、特典を決める、デザインと期限、店頭で使い始める
  1. メニューから「ショップカード」を開き、作成を押す
  2. カード名を決める:トークやカード上に表示される名前です。最大20文字まで入れられます
  3. ゴールとなるポイント数を決める:何ポイントで特典かの設定です
  4. 特典を設定する:ゴールしたときの特典に加えて、途中の特定ポイントで渡す「ゴール前特典」も用意できます
  5. デザインと有効期限を選ぶ:背景画像はJPG・JPEG・PNG形式、3MB以下、推奨サイズ1920px×960px。ポイントのスタンプデザインも選べます
  6. 保存して公開し、ポイント付与用のQRコードを発行する:印刷して店頭に置く方法と、スタッフのスマホに表示して読み取ってもらう方法があります

⚠️ ここに挙げた仕様は2026年8月時点のものです。設定項目や上限は変わることがあるので、実際に作る前にLINEヤフーの公式マニュアルで最新の内容をご確認ください。

💡 作ったあとは、リッチメニューにショップカードへのリンクを置いておくのがおすすめです。トーク画面を開けばすぐカードにたどり着けるので、「どこにあるか分からない」を防げます。

「貯めたくなる」特典設計の3つのコツ

① ゴールは、少し頑張れば届く場所に

いちばんもったいないのは、ゴールが遠すぎて途中であきらめられることです。まずはお客様がふだんの来店ペースで数か月以内に届く数を目安にしてみてください。ゴールしたときの達成感が、次のカードにもつながります。

② 途中にも小さなごほうびを置く

ゴールだけだと、途中で気持ちが切れてしまいます。そこで役に立つのが「ゴール前特典」です。LINEヤフーの公式コラムで紹介されている飲食店の事例でも、ゴールまでを最大20ポイントに設定したうえで、5ポイントごとに特典を用意しています。小さな区切りがあるだけで、「もう少しで何かもらえる」という楽しさが続きます。

③ 特典は「次の来店」につながるものに

特典は割引でもプレゼントでもかまいません。基準をひとつだけ持つとしたら、受け取ったお客様が、また来たいと思えるかです。値引きは分かりやすい一方で、続けすぎると「安いときだけ行くお店」という印象になりがちです。ドリンク1杯、次回使える小さなおまけ——お店らしさが伝わるものが記憶に残ります。

店頭でポイントを渡すときのひと工夫

ショップカードは、レジでのひと言とセットで初めて回りはじめます。おすすめは、お願いの前にお得を伝える順番です。「LINE登録をお願いします」ではなく、「ご登録いただくと、今日からポイントがたまります」と伝える。お客様が知りたいのは「登録すると、私に何かいいことがあるのか」です。その答えを先に出すと、声かけが楽になります。同じ内容をレジ横の小さなPOPにしておけば、忙しい時間帯でも案内が回ります。

なお、同じ日に同じお客様へ重ねて付与できないようにする設定があり、初期状態では有効です(0:00にリセット)。1日に2回来店されるお店では実態と合わないこともあるので、運用に合わせて確認しておきましょう。

よくあるつまずきと対処法

  • カードの存在に気づいてもらえない:あいさつメッセージでカードを案内し、リッチメニューにも導線を置きます。作っただけでは、お客様は気づけません
  • スタッフで案内がバラバラ:声かけの文言と読み取り手順を1枚の紙にまとめ、レジ裏に貼るとそろいます
  • カードを作りすぎて管理しきれない:管理アプリでは公開中と下書きを合わせて最大10種類まで作れますが、まずは1枚をていねいに育てるほうが結果につながります
次に読みたい記事LINEで何を送ればいい? お店の配信ネタ30選

まとめ

LINEショップカードは、「忘れた」「なくした」で途切れていたお客様との接点を、スマホの中でつなぎ直してくれる機能です。作るときのポイントは3つ。少し頑張れば届くゴール、途中の小さなごほうび、次の来店につながる特典。そして、レジでのひと言までをセットで考えることです。

ポイントがたまっていく過程は、お客様とお店が積み重ねてきた時間そのものです。まずは1枚、お店に合ったカードを作ってみてください。

LINE活用について相談したい方へ

オーフレックスでは、LINE公式アカウントの構築から運用まで、
まるごとお手伝いしています。
「うちのお店ならどう使える?」という段階のご相談も無料です。

無料で相談してみる LINE登録で『公式LINEかんたん設定ガイド』(PDF)を無料プレゼント 開設〜あいさつメッセージ〜はじめての一斉配信まで、この1冊で自分で設定できます
無料相談