常連さんにこそLINEを|「また来てくれる人」に届ける感謝の例文つき

常連さんにこそLINEを。花屋のカウンター越しに、お客様の「また来ますね」に店主が「いつもありがとう」と応える場面

連休が終わって、お店が少し静かになる週末。「もっと新しいお客様を」と、つい外へ目が向いてしまうことはありませんか?

公式LINEは、一度来てくれたお客様に「思い出してもらうきっかけ」を自然に作ることができる強力なツールです。メールと違って、お客様がふだんから開いているLINEに届くため、読まれやすいのも強みです。

その強みがいちばん生きる相手が、常連さんです。この記事では、「また来てくれる人」に届ける感謝の1通の書き方と例文、常連さんにだけ送る方法を紹介します。

目次
  1. 1.この記事でわかること
  2. 2.新規の前に、また来てくれる人を数える
  3. 3.「ありがとう」は意外と言葉にしていない
  4. 4.感謝の1通の書き方と例文
    1. 4.1ふだんの「ありがとう」の1通
    2. 4.2年末の「今年もありがとう」の1通
    3. 4.3「次に来る理由」を届ける1通
  5. 5.常連さんに感謝の1通を送る3ステップ
    1. 5.1STEP1 2回目以上の方を数える
    2. 5.2STEP2 チャットタグを付ける
    3. 5.3STEP3 感謝の1通を送る
  6. 6.送るときに気をつけること
    1. 6.1全員に送るなら、書き方を変える
    2. 6.2年齢に触れる言葉は使わない
    3. 6.3送りすぎない
    4. 6.4返信には、自分の言葉で返す
  7. 7.まとめ

この記事でわかること

  • 新規の前に、また来てくれる人を数える理由
  • 感謝の1通で常連さんに伝わること
  • そのまま使える例文3つ
  • 常連さんにだけ送る3ステップ
  • 送るときに気をつけること

新規の前に、また来てくれる人を数える

新しいお客様を探すと、また来てくれる人に届けるの比較。また来てくれる人には、顔の見える人に届く、探しに行かなくていい、次に来る理由を届けられる

新しいお客様を迎える工夫も、もちろん大切です。ただ、一度来てくれた人にもう一度来てもらうほうが、実は近道です。

新しいお客様を探す

  • お金をかけて探しに行く
  • まだ知らない人に届ける
  • 一度きりで終わることもある

また来てくれる人に届ける

  • 顔の見える人に届く
  • 探しに行かなくていい
  • 次に来る理由を届けられる

顔の見える人が、また来てくれる。その積み重ねが、お店を支えます。

まず、今月の来店を思い出して、2回目以上の方を数えてみてください。予約表やレシートを見ながらでも、記憶だけでもかまいません。何人かの顔が浮かんだら、その方々が感謝の1通を届ける相手です。

はじめての方に2回目のきっかけを届ける方法は、繁忙期の新規のお客様をリピーターに変えるLINE活用で紹介しています。

「ありがとう」は意外と言葉にしていない

お店には、長く通ってくれる方がいます。お会計のときに「また来ますね」と言ってもらえるのは、うれしいものです。

それなのに、新しいお客様を迎える工夫に比べて、その方々への「ありがとう」を言葉にする機会は、意外と少ないのではないでしょうか。

「いつもありがとうございます」の1通が届くと、お客様には「覚えていてくれた」という気持ちが伝わります。特別な割引がなくても、この1通には意味があります。

私は以前、高校の教員をしていました。そのころ、卒業生から届く1通の便りが、何よりうれしいものでした。
同じ気持ちは、お店とお客様の間にもあると感じています。

感謝の1通の書き方と例文

書くときに意識するのは、次の3つです。

  • 長く通ってくれている方を、1人思い浮かべて書く
  • 「いつもありがとうございます」を伝える
  • 感謝の1通には、売り込みを入れない

「〇〇」の部分は、お店に合わせて書きかえてください。

ふだんの「ありがとう」の1通

いつも〇〇に来てくださり、ありがとうございます。
店先の〇〇が色づく季節になりました。
この景色を見ると、長く通ってくださるみなさまの顔が浮かびます。
またお会いできるのを、楽しみにしています。

年末の「今年もありがとう」の1通

今年も〇〇に足を運んでくださり、ありがとうございます。
みなさまの「また来ますね」のひと言が、今年もお店の支えになりました。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。

「次に来る理由」を届ける1通

新しいメニューなどのお知らせは、感謝の1通とは別の日に送ります。常連さんに少し早くお知らせすると、「いつもありがとう」の気持ちも一緒に届きます。

いつもありがとうございます。
〇月〇日から、〇〇を始めます。
いつも来てくださるみなさまに、先にお知らせしました。
ご来店を、お待ちしています。

常連さんに感謝の1通を送る3ステップ

常連さんに感謝の1通を送る3ステップ。2回目以上の方を数える、チャットタグを付ける、感謝の1通を送る

友だち全員ではなく、常連さんにだけ届ける手順です。
お客様の画面では、次のようになります。

  1. トークの一覧に、お店の名前と最初の1行が出る
  2. 開くと、「いつもありがとうございます」の1通が読める
  3. 常連さんではない方の画面には、何も届かない

STEP1 2回目以上の方を数える

先ほど数えた方のなかから、感謝を伝えたい方の名前を書き出します。
人数が少なくても大丈夫です。

STEP2 チャットタグを付ける

チャットタグは、お客様一人ひとりに貼れる目印のラベルです。紙の顧客カードに付箋を貼るイメージで、お客様には見えません。

無料の範囲では、作れるタグは5個まで、1人に付けられるタグは1個までです(2026年11月時点。最新の情報はLINEヤフーの公式サイトで確かめてください)。まずは「常連」のタグを1つ作ります。

⚠️ タグを付けられるのは、一度でもメッセージをくれた方だけです。LINEの名前とお顔が結びつかないこともあるので、来店のときに「スタンプを1つ送っていただけますか?」と声をかけると、その場でタグを付けられます。

STEP3 感謝の1通を送る

「常連」のタグの人あてに、感謝の1通を配信します。管理画面での手順は、LINEの絞り込み配信のやり方にまとめています。

通数は「送った回数×送った人数」で数えます。
常連さんだけに送れば、通数の節約にもなります。

送るときに気をつけること

全員に送るなら、書き方を変える

タグで絞らずに配信すると、はじめての方にも届きます。「長く通ってくださるみなさま」という言葉が合わない方も出てきます。全員に送るときは、季節のあいさつ配信のように、どなたが読んでも自然な内容にしましょう。

年齢に触れる言葉は使わない

敬老の日に送るときも、「ご高齢の方へ」とは書かず、「長く来てくださる方へ」と書きます。年齢ではなく、通ってくれた時間にお礼を伝えます。

送りすぎない

感謝の1通は、季節の変わり目や年末など、区切りのよいときに送ります。ふだんの配信とあわせた回数の目安は、LINE配信は週何回がベスト?をご覧ください。

返信には、自分の言葉で返す

感謝の1通には、お客様から返信が届くこともあります。短くてもかまわないので、自分の言葉で返しましょう。そのやりとりも、関係を深める時間になります。

💡 公式LINEは、SNSと違って認知の拡大は得意ではありません。そのかわり、リピーター獲得やファンづくりに強みを発揮します。常連さんへの感謝の1通は、その強みがいちばん生きる配信です。

次に読みたい記事テレビや新聞に紹介されたらLINEで届けよう|誰も損しない配信の例文つき

まとめ

  • 新規の前に、また来てくれる人を数える
  • 「いつもありがとうございます」を言葉にする
  • 感謝の1通には、売り込みを入れない
  • チャットタグで、常連さんにだけ送れる
  • 返信には、自分の言葉で返す

新規の前に、ひとつだけ。また来てくれる人の顔を、思い浮かべてみてください。

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