LINE配信の画像をAIで作る方法|頼み方の例と著作権の注意3つ

LINE配信の画像をAIで作る方法。頼み方の例と著作権の注意3つ

季節のあいさつやお知らせに、画像を1枚添えたい。でも、ちょうどいい写真が手元にない。そんなときに頼りになるのが、画像を作れる生成AIです。

公式LINEは、一度来てくれたお客様に「思い出してもらうきっかけ」を自然に作ることができる強力なツールです。メールと違って、お客様がふだんから開いているLINEに届くため、読まれやすいのも強みです。画像が1枚あると、トークを開いた瞬間に目に留まりやすくなります。

ただし、AIの画像には、画像ならではの注意点があります。この記事では、頼み方の例とあわせて、商用利用と著作権で気をつけたい3つのことを紹介します。

目次
  1. 1.この記事でわかること
  2. 2.ざっくり頼んだ場合と、材料を渡した場合
    1. 2.1ざっくり頼んだ場合
    2. 2.2材料を渡した場合
  3. 3.そのまま使える画像の頼み方
  4. 4.日付やロゴはAIに描かせない
  5. 5.商用利用と著作権で気をつける3つのこと
    1. 5.1利用規約で商用利用を確かめる
    2. 5.2既存の作品に似せない
    3. 5.3他の人の顔や、他社のロゴに似せない
  6. 6.AIの画像を使うかどうかは、お店の人が決める
  7. 7.まとめ

この記事でわかること

  • ざっくり頼んだ場合と、材料を渡した場合の違い
  • そのまま使える画像の頼み方
  • 日付やロゴをAIに描かせない理由
  • 商用利用と著作権で気をつける3つのこと
  • AIの画像と、本物の写真の使い分け

ざっくり頼んだ場合と、材料を渡した場合

ざっくり頼んだ場合

頼んだ一文:「パン屋のLINE配信に使う、秋の画像を作って」

これだけだと、AIが手がかりにできるのは「パン屋」と「秋」だけです。どのパン屋さんにも使えそうな画像になりやすく、商品のパンが描かれれば、お店の実物と違って見えることもあります。

材料を渡した場合

あとで紹介する「画像の頼み方」に、次のように書き込みました。
秋の季節のあいさつに添える画像です。

  • このお店:宮崎県高鍋町の小さなパン屋
  • 何を描くか:木の窓辺に、色づいた落ち葉と、湯気の立つコーヒーカップ
  • 雰囲気・色:あたたかく落ち着いた、茶色とオレンジ
  • 画像に入れる文字:朝晩、涼しくなりましたね
  • 入れたくないもの:パン、値段や日付、人の顔、ロゴ

AIで作った配信用の画像の例。木の窓辺に落ち葉と湯気の立つコーヒーカップ、「朝晩、涼しくなりましたね」の文字

2026年10月時点で、ChatGPTを作っているOpenAIの画像生成AI(gpt-image-2)に、この内容をそのまま渡して作った画像です。
使うAIや日によって、仕上がりは毎回変わります。

季節の雰囲気と、配信で伝えたい一言がそろいました。

そのまま使える画像の頼み方

5つの材料を、穴埋めの形にしました。

下の枠をコピーして、「:」のあとを自分のお店の内容で埋めてください。埋めたら、ChatGPTやGeminiなど、画像を作れるAIに貼り付けて送ります。

LINE公式アカウントで配信する画像を作ってください。
・このお店:
・何を描くか:
・雰囲気・色:
・画像に入れる文字:
・入れたくないもの:

「入れたくないもの」は、書いておくと仕上がりが安定します。書かないと、頼んでいない文字や小物が入ることがあります。

思いどおりでなければ、「文字をもっと大きく」と返して作り直してもらいましょう。AIとの会話は、往復でかまいません。

ただし画像は、1か所だけ直したくても、全体が描き直されがちです。気に入った画像は、その場で保存しておきましょう。

配信文は、AIに配信文の下書きを頼む方法の4つの要素で頼めます。

日付やロゴはAIに描かせない

このブログの図解も、実は画像を作れる生成AIで作っています。毎回確かめているのは、日本語の文字が崩れていないか、頼んでいない飾りが入っていないかです。

AIの画像は、長い文章や細かい数字が苦手です。数字が1文字崩れただけでも、お客様に間違った日付を伝えてしまいます。

お店のロゴも同じです。AIはあなたのお店のロゴを知りません。「ロゴを入れて」と頼むと、それらしい別のマークを描いてしまいます。

そこでおすすめなのが、役割を分けることです。AIには背景だけを作ってもらい、日付やロゴはあとから自分で重ねます。
Canvaなどの画像を編集できるアプリなら、スマホでもできます。

⚠️ 画像の文字も、送る前に必ず一字ずつ読んでください。スマホでの見え方は、送信前のチェックリストのテスト配信で確かめられます。

商用利用と著作権で気をつける3つのこと

商用利用と著作権で気をつける3つのこと。利用規約で商用利用を確かめる、既存の作品に似せない、他の人の顔や、他社のロゴに似せない

お店の配信に使う画像は、売上につながる「商用」の利用です。AIで作った画像でも、使い方によっては問題になることがあります。

利用規約で商用利用を確かめる

商用利用を認めているか、どんな条件があるかは、AIのサービスごとに違います。無料の範囲と有料のプランで条件が分かれるサービスもあります。

使う前に、利用規約の「商用利用」や「生成物の権利」の項目を確かめてください。

既存の作品に似せない

文化庁の「AIと著作権に関する考え方について」(2024年3月公表)では、AIで作った画像でも、既存の作品に似ていて、それをもとに作られたと判断されれば、著作権の侵害になりうると整理されています。

特定のキャラクターや作家の作品に似せるために、名前を入れて頼む。ほかの人のイラストや写真を読み込ませて、「これに似せて」と頼む。どちらも避けましょう。

反対に、自分で撮ったお店の写真を読み込ませて、季節の飾りを足してもらう使い方なら、ほかの人の権利の心配はありません。

他の人の顔や、他社のロゴに似せない

芸能人などの実在の人物や、ほかのお店・会社のロゴに似せた画像は、肖像権や商標など、著作権とは別の問題になることがあります。

一方、自分のお店のロゴや、オーナー自身の顔は、誰の権利も侵しません。スタッフの顔を載せるときは、本人の了承を取ってからにしましょう。

⚠️ 判断に迷う画像は、使わないのがいちばん安全です。くわしくは文化庁の「AIと著作権」のページで確認できます。

AIの画像を使うかどうかは、お店の人が決める

AIは、雰囲気のある画像を作るのは得意です。でも、その画像がお店らしいかどうかを決められるのは、お店の人だけです。

とくに気をつけたいのが、商品と人です。
AIが描いたパンや料理は、お店の実物とは違います。写真のようにリアルな人物も、AIが作った架空の人で、お店の人ではありません。お客様が「画像と違う」と感じれば、せっかくの来店が、がっかりで終わってしまいます。

商品やお店の人は、本物の写真を使いましょう。オーナーやスタッフの顔が見えると、お客様は「あの人のお店だ」と身近に感じてくれます。AIの画像は、季節のあいさつやお知らせの雰囲気づくりに使う。この使い分けがおすすめです。

💡 公式LINEは、SNSと違って認知の拡大は得意ではありません。そのかわり、リピーター獲得やファンづくりに強みを発揮します。来てくれたお客様に届けるからこそ、画像も「いつものお店らしさ」を大切にしてください。

次に読みたい記事常連さんにこそLINEを|「また来てくれる人」に届ける感謝の例文つき

まとめ

  • ざっくり頼むと、どのお店にも使えそうな画像になりやすい
  • お店・描くもの・雰囲気・文字・入れたくないものを渡す
  • 日付やロゴはAIに描かせず、あとから自分で重ねる
  • 商用利用は利用規約で確かめ、ほかの人の作品に似せない
  • 商品やお店の人は本物の写真、AIの画像は雰囲気づくりに

まずは次の季節のあいさつに、AIの画像を1枚添えてみてください。

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