ステップ配信とは? 仕組みと作り方を初心者向けにやさしく解説

ステップ配信とは? 仕組みと作り方を紹介するアイキャッチ画像。友だち追加がきっかけ、1〜30日ごとに自動、まずは3通から

「友だち追加をしてくれた人に、そのあと何を送ればいいのか分からない」——LINE公式アカウントを使いはじめた店主さんから、いちばんよく聞く悩みです。あいさつメッセージは設定したけれど、そのあとが続かない。気づけば数か月、一度も配信していない……。

そんなときに助けになるのがステップ配信です。友だち追加をきっかけに、用意しておいたメッセージを決めた間隔で自動で届けてくれる機能。一度つくれば、接客中もお客様との関係づくりが静かに進みます。

この記事でわかること

  • ステップ配信とは何か、一斉配信との違い
  • ステップ配信でできること・できないこと
  • はじめてでもつくれる「3通」の設計例
  • 設定手順と、つまずきやすいポイント

ステップ配信とは? 友だち追加をきっかけに自動で届くメッセージのこと

ステップ配信とは、条件に合う友だちに複数のメッセージを自動で順番に届けられる機能です。「追加の直後にお礼」「3日後にお役立ちの話」「7日後にご案内」という流れを先に組んでおけます。

一斉配信との違いは、時間の起点が「人ごと」になることです。

一斉配信 ステップ配信
送るタイミング お店が決めた日時 友だち追加からの経過日数
受け取る人 そのとき友だちの人全員 条件に合った人だけ

先月登録した人にも今日登録した人にも、それぞれの「登録1日目」から同じ順番で届く。これがいちばんの価値です。

「最初の数日」がいちばん大事な理由

友だち追加をしてくれた瞬間は、その人がいちばん興味を持ってくれているときです。ところが何も届かないと、気持ちは静かに冷めていきます。オーフレックスがInstagramでもお伝えしているとおり、やりがちなのは登録後に何も送らず放置することと、いきなり売り込むことの2つです。

友だち登録は「始まり」であって、ゴールではありません。最初の7日間を「関係をつくる助走」と考えてみてください。そこを毎回おなじ品質で走らせてくれるのがステップ配信です。

💡 ステップ配信は「売るための自動化」ではなく、「登録してよかった」と思ってもらうための自動化です。ここを取り違えないだけで、文面の迷いは減ります。

ステップ配信でできること・できないこと(2026年8月時点)

設定できる範囲を知っておくと、設計が早くなります。公式マニュアルに記載の仕様は次のとおりです(2026年8月時点)。

項目 できること
開始のきっかけ 「友だち追加」または「オーディエンス」から選ぶ。追加経路の指定も可能
次の配信までの間隔 1〜30日の間で指定
条件分岐 属性(性別・年齢・OS・エリア)やオーディエンスで分けられる
ステップの数 1ルートにつき10個まで/1つのステップ配信につき100個まで

時間単位の細かい指定や、31日以上あけた配信は組めません。ブロックされた人には配信が止まります。

⚠️ 数値や仕様は変更されることがあります。設定の前に、LINEヤフーの公式マニュアルで最新の内容をご確認ください。

はじめてなら「3通」からつくる

はじめてのステップ配信は3通から。登録直後にお礼、3日後にお役立ちの話、7日後にお誘いを送る流れの図解

いきなり10通を組もうとすると、途中で止まります。まずは3通。それだけで、放置されたアカウントとは別物になります。

1通目(登録直後):お礼と、これから届くもの

お礼と、これからどんな情報が届くのかを伝える。それだけで十分です。「週に1回くらい◯◯のお話をお届けします」と先に伝えておくと、その後の配信が「約束された情報」になります。

2通目(3日後):すぐ役に立つ小さな話

売り込みは、まだしません。お店ならではの豆知識や、よくある質問への答え。「登録してよかった」を実感してもらう回です。

3通目(7日後):はじめの一歩のお誘い

ここではじめて、来店やご相談のお誘いを添えます。2通ぶんの信頼があるぶん、受け取られ方が変わります。

💡 文面は「1通目=お礼/2通目=お役立ち/3通目=お誘い」と枠を決めてから書くとラクです。毎回ゼロから考えると、手が止まります。

ステップ配信の作り方(4つのステップ)

操作はLINE Official Account Managerの「ステップ配信」から進めます。迷いやすいのは操作より設計。次の順で考えてみてください。

  1. ゴールを決める:3通を読み終えた人にどうなっていてほしいか。「来店」なのか「まず知ってもらう」なのかで文面は変わります
  2. 通数と間隔を決める:3通・0日/3日/7日が基本形です
  3. 文面を書く:1通につき伝えることは1つ。長くなったら分けます
  4. 自分で受け取ってテストする:公開前に自分のLINEで友だち追加をして、届く順番と文面を目で確かめます

4番目のテストは、面倒でも必ず行ってください。誤字やリンク切れは、届いてからでは取り消せません。

つまずきやすい2つのポイント

① ステップ配信のメッセージも通数にカウントされる

公式マニュアルにも「配信されたメッセージは課金対象のメッセージとしてカウントされます」と明記されています。自動でも無料枠の外にはなりません。2026年8月時点で、月額0円のコミュニケーションプランの無料メッセージは月200通。友だちが100人いれば、3通を一巡させるだけで枠を意識することになります。

⚠️ 料金プランと通数は変わることがあります。最新の内容は公式サイトでご確認ください。なお、料金プランによって使える機能に差はなく、ステップ配信はどのプランでも使えます。

② 配信の時間帯を決めていない

配信する時間帯は範囲で指定します(公式マニュアルでは3時間以上の範囲がすすめられています)。深夜に通知が鳴ると、それだけでブロックの理由に。受け取りやすい時間を選びましょう。

まとめ

ステップ配信は、友だち追加をきっかけに決めた間隔でメッセージを自動で届ける機能です。はじめの一歩は3通で十分。お礼、お役立ち、お誘い。この順で最初の7日間を設計するだけで、「登録されたまま止まっているアカウント」から抜け出せます。つくったあとは、季節の変わり目に読み返す習慣を。

LINEは、すでにつながってくれた人との関係を深めていく場所です。その土台をていねいに支えてくれるのがステップ配信。まずは1通目のお礼メッセージから書きはじめてみてください。

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