「テレビで紹介されました」「新聞に載りました」。うれしい出来事があっても、自慢しているように見えそうで、お客様に知らせるのをためらっていませんか?
公式LINEは、一度来てくれたお客様に「思い出してもらうきっかけ」を自然に作ることができる強力なツールです。メールと違って、お客様がふだんから開いているLINEに届くため、読まれやすいのも強みです。
メディア掲載や地域の活動の報告は、売上に直結しなくても、お店への信頼を積み上げる「誰も損しない、価値のある投稿」になります。この記事では、その考え方と書き方、そのまま使える例文を紹介します。
目次
この記事でわかること
- 「誰も損しない、価値のある投稿」とは何か
- 報告すると喜ばれる出来事の例
- 何があったか→感謝→見られる方法の書き方
- テレビ・新聞・地域の活動の例文3つ
- 自慢に見せないコツと、写真の注意
「誰も損しない、価値のある投稿」とは

私がクライアントさんによくお伝えしている言葉に、「誰も損しない、価値のある投稿」があります。テレビや新聞で紹介されたことをLINEで届けるのは、その代表です。
この配信は、次の3者みんながうれしい配信です。
友だち
お気に入りのお店がメディアに出ると、お客様はうれしい気持ちになります。
取り上げた側
テレビ局や新聞社は、放送や記事が多くの人に伝わると助かります。
お店
売上にすぐ結びつくわけではありません。それでも、「ちゃんとしたお店なんだ」と感じてもらえて、信頼の積み上げにつながります。
売り込みでもなく、誰かが損をすることもない。
だから、気兼ねなく送ってよい配信です。
あるお店の配信は開封率60%以上
実際にあった例を紹介します。あるお店がテレビの取材を受け、公式LINEで「テレビで紹介されました」と配信しました。
その配信の開封率は、60%以上でした。
ただし、これはこの1回の配信の結果です。同じような内容を送れば、いつも同じ数字になるわけではありません。
開封率の見方はLINEの開封率・クリック率の見方で紹介しています。
報告すると喜ばれる出来事
テレビや新聞だけではありません。
次のような出来事も「誰も損しない投稿」になります。
- 雑誌やウェブの記事で紹介された
- 地域のお祭りや清掃の活動に参加した
- 賞をいただいた・表彰された
- 地域のイベントに出店した
私の知人に、個人で美容室を営んでいる方がいます。その方は、ボランティアで特別養護老人ホームを訪れ、入居されている方々の髪を整えました。お店に来ることができない方のために、お店のほうから施設へ出向いたのです。
私は、そのことをインスタや公式LINEで発信してみてはどうかと勧めました。売り込みはひとつも入っていないのに、お店の人柄がまっすぐ伝わる話だからです。
季節のあいさつはLINEの季節のあいさつ配信の書き方、ほかの配信ネタはお店の配信ネタ30選で紹介しています。
書き方は3つの順番で

何があったか→感謝→見られる方法の順に書きます。
STEP1 何があったかを伝える
「〇月〇日放送の〇〇で、当店を紹介していただきました」のように、事実を1〜2行で書きます。番組名や新聞名は、そのまま書いて大丈夫です。
STEP2 お客様への感謝を添える
「いつも来てくださるみなさまのおかげです」と、お客様にお礼を伝えます。このひとことがあるかないかで、自慢に見えるかどうかが大きく変わります。
STEP3 見られる方法を載せる
放送日や時間、番組の公式ページ、記事のウェブ版のリンクなどを載せます。お客様が見てくれれば、取り上げた側にも喜ばれます。
お客様の画面では、次のように届きます。
- トークの一覧に、お店の名前と最初の1行が出る
- 開くと、紹介された報告とお礼の言葉が並ぶ
- リンクを押すと、番組や記事のページが開く
放送日を前もって知らせてよいかは、取材のときに担当の方に確かめておくと安心です。
そのまま使える例文3つ
「〇〇」の部分は、お店に合わせて書きかえてください。
テレビで紹介されたとき
いつも〇〇をご利用いただき、ありがとうございます。 〇月〇日放送の「〇〇」(〇〇テレビ)で、当店を紹介していただきました。 これも、いつも足を運んでくださるみなさまのおかげです。 番組の内容は、こちらからご覧いただけます。 (番組の公式ページのURL)
新聞に載ったとき
〇月〇日の〇〇新聞に、当店の取り組みを取り上げていただきました。 記事では、〇〇についてお話ししています。 いつも支えてくださるみなさまに、心から感謝しています。 ウェブ版の記事は、こちらからお読みいただけます。 (記事のURL)
地域の活動に参加したとき
先日、〇〇の活動に参加してきました。 ふだんお店に来られない方とも、楽しい時間を過ごすことができました。 こうした時間を持てるのも、いつも〇〇を応援してくださるみなさまのおかげです。 当日の様子は、インスタグラムに載せています。 (インスタグラムのURL)
どの例文も、主役はお客様への感謝です。
自慢に見せないコツと写真の注意
主役をお客様にする
「当店が選ばれました」より「みなさまのおかげで、紹介していただきました」。文の主役をお客様にするだけで、受け取る印象がやわらかくなります。
同じ話は何度も送らない
放送前の予告と放送後のお礼の、2回までにとどめます。通数は「送った回数×送った人数」で数えるので、回数を絞ると通数の節約にもなります。
紙面や番組の画面は、そのまま載せない
⚠️ 新聞の紙面や番組の画面を撮った写真は、新聞社や放送局が作ったもの(著作物)です。そのまま配信に載せるのは避け、使いたいときは載せてよいかを先方に確かめましょう。
かわりに、取材の日にお店で撮った写真や、店主の写真を使えば安心です。お客様にとっては、むしろ身近に感じられる1枚になります。
⚠️ 地域の活動で撮った写真に、ほかの方の顔が写っているときは、ご本人や施設の了承をとってから載せましょう。
インスタで知ってもらい、LINEで深める
同じ出来事は、インスタと公式LINEの両方で発信できます。
ただし、それぞれの役割は違います。
- インスタ:お店を知らない人にも届き、共感してもらえる
- 公式LINE:つながっているお客様との関係を深める
つなげ方はインスタのフォロワーを売上につなげる方法で紹介しています。
💡 公式LINEは、SNSと違って認知の拡大は得意ではありません。そのかわり、リピーター獲得やファンづくりに強みを発揮します。お店の出来事の報告は、ファンとの関係を深める1通です。
次に読みたい記事常連さんにこそLINEを|「また来てくれる人」に届ける感謝の例文つき
まとめ
- メディア掲載や地域の活動の報告は、誰も損しない配信
- 友だち・取り上げた側・お店の3者みんながうれしい
- 何があったか→感謝→見られる方法の順に書く
- 主役はお客様。感謝を添えると自慢に見えない
- 紙面や番組の画面は、そのまま載せない
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