「インスタを続けてきて、少しずつ知ってもらえるようになった。でも、それが売上につながっている実感がない」。この記事は、そんな段階に来ている方に向けて書いています。ここまで来たなら、次の一手で変わります。
その一手が、インスタから公式LINEへの導線です。
LINE公式アカウントは、一度つながったお客様に「思い出してもらうきっかけ」を自然に作ることができる強力なツールです。メールと違って、お客様がふだんから開いているLINEに届くため、読まれやすいのも強みです。この記事では、インスタで知ってもらい、LINEで関係を続ける形を作るための、導線の作り方をまとめました。
目次
この記事でわかること
- インスタとLINEは得意な仕事が違うこと
- インスタだけでは見えない「また来てもらう」の区間
- 公式LINEに登録してもらう3つの導線の作り方
- 登録してくれた人に、最初に何を送るか
インスタとLINEは得意な仕事が違う

インスタの得意な仕事は、まだお店を知らない人に届くことです。投稿が「発見」欄やハッシュタグから、会ったことのない人の目に入る。
これは公式LINEにはできません。
いっぽう、公式LINEの得意な仕事は、すでに知っている人と関係を続けることです。インスタの投稿は、見てもらえるかどうかをアルゴリズムが決めます。LINEは、送れば登録してくれた全員のスマホに届きます。この「届く保証」が、決定的な差です。
| 公式LINE | ||
|---|---|---|
| 得意 | 知らない人に届く | すでに知っている人と続く |
| 苦手 | 一人ひとりと関係を続ける | 知らない人には届かない |
| 届き方 | アルゴリズムが決める | 送れば全員に届く |
💡 公式LINEは、SNSと違って「認知の拡大」は得意ではありません。そのかわり「リピーター獲得」や「ファンを作る」ことには強みを発揮します。
インスタが得意な仕事をLINEにやらせようとせず、それぞれの得意を生かして、二つをつなぐのがコツです。
いま見えていないのは「また来てもらう」の区間
インスタのインサイトでは、投稿が何人に届いたか、何人がプロフィールを見たか、何人がフォローしたかまでは分かります。
見えていないのは、その先です。フォローしてくれた人が、実際にお店に来たのか。一度来た人が、また来てくれたのか。インスタには、それを知る手段がありません。
| 段階 | インスタだけ | LINEを足すと |
|---|---|---|
| 知ってもらう | 見える | — |
| 気に入ってもらう | 見える | — |
| また来てもらう | 見えない | 見える |
LINEに登録してもらうと、この区間が見えるようになります。何人が登録してくれて、送ったお知らせを何人が開いたか。クーポンなら、何人が使ったかまで分かります。数字の読み方はLINEの開封率・クリック率の見方にまとめています。
公式LINEに登録してもらう3つの導線

インスタからLINEに来てもらう入り口は、次の3つです。3つとも無料で作れます。まだ友だち追加のURLやQRコードを作っていない方は、先にLINEの友だち追加QRコード・URLの作り方をどうぞ。
導線1:プロフィールのリンク
フォローしようか迷っている人は、必ずプロフィールを見ます。プロフィールのリンク欄に、友だち追加のURLを置いてください。
ここが3つの中でいちばん大事な入り口です。
リンクを置くだけでは押されません。自己紹介文の最後に「LINE登録で初回10%オフ」「ご予約はLINEから」のように、登録すると何があるのかを一言そえます。
特典が先、登録は後です。
導線2:ストーリーズのリンクスタンプ
ストーリーズには、タップするとページが開く「リンク」のスタンプを貼れます。インスタの中で、リンクを直接タップしてもらえる数少ない場所です(2026年9月時点。仕様は変わることがあるので、最新はアプリでご確認ください)。
「今日のお知らせはLINEで」「予約はこちら」と、リンクのスタンプつきでストーリーズを出す。24時間で消えるので、ハイライトに「LINE登録」の枠を作って残しておくと、あとから見た人にも届きます。
導線3:投稿の本文で案内する
投稿の本文(キャプション)にURLを書いても、タップはできません。そのかわり「プロフィールのリンクから公式LINEに登録できます」と、毎回同じ一文を最後に入れます。オーフレックスのインスタでも、投稿の締めはいつもこの一文です。
⚠️ 3つの導線を作っても、登録する理由がなければ押されません。「登録すると何がもらえるか、何が届くか」を一つ決めてから、導線を作ってください。特典の考え方はLINE公式アカウントの友だちを最速で増やす方法にまとめています。
登録してくれた人に、最初に何を送るか
導線ができたら、登録した直後に届く「あいさつメッセージ」を整えます。インスタから来た人は、まだお店に来たことがない場合も多いはずです。お礼と、お店の場所や営業時間、初回の特典を一通にまとめておきます。作り方はLINEのあいさつメッセージの作り方をどうぞ。
その後の数日は、ステップ配信に任せると手間がかかりません。登録の3日後、1週間後と、決めた間隔で自動的に届く仕組みです。
詳しくはステップ配信とは?にまとめています。
こんなことがありました。仕事の合間にランチのお店を迷っていたとき、ずいぶん前に一度だけ行った飲食店からクーポンの通知が届いたのです。登録したことすら忘れていたお店でしたが、近くにいたこともあって、そのまま来店しました。一度来てくれたお客様に、ちょうどいいタイミングで思い出してもらえる。
これが、公式LINEの届き方です。
私が見てきたお店の形
オーフレックスが継続的にお手伝いしているお店は、宮崎県内の小売店や飲食店など業種はさまざまですが、どこもインスタで知ってもらい、LINEで関係を続ける形になっています。インスタで見つけて初めて来たお客様が、お会計のときにLINEに登録し、次のお知らせで戻ってくる。
この流れができると、「知ってもらう」で終わらなくなります。
集客は一つの場所で完結せず、いくつかの場所のつながりの中で育っていくものだと感じています。インスタと公式LINEの「つなぎ目」をどう設計するかは、LINE構築の仕事でも大きなテーマです。ここまでインスタを続けてきた方なら、つなぎ目を一本足すだけで見える景色が変わります。
次に読みたい記事LINEの友だち追加QRコード・URLの作り方|効果が出る設置場所と添える一言
まとめ
- インスタは「知らない人に届く」、LINEは「知っている人と続く」。
得意な仕事が違う - インスタだけでは「また来てもらう」の区間が見えない。LINEを足すと見える
- 導線は3つ。プロフィールのリンク・ストーリーズのリンクスタンプ・投稿の本文
- 登録する理由(特典・届くもの)を一つ決めてから、導線を作る
- 登録直後はあいさつメッセージ、その後はステップ配信に任せる
LINE活用について相談したい方へ
オーフレックスでは、LINE公式アカウントの構築から運用まで、
まるごとお手伝いしています。
「うちのお店ならどう使える?」という段階のご相談も無料です。