公式LINEを作ったものの、気づけば最後の配信から何か月も経っている。そんなお店は、実はとても多いです。
公式LINEは、一度来てくれたお客様に「思い出してもらうきっかけ」を自然に作ることができる強力なツールです。メールと違って、お客様がふだんから開いているLINEに届くため、読まれやすいのも強みです。この記事では、放置していた公式LINEを無理なく再スタートさせる3つのステップと、久しぶりの1通の例文をまとめました。
目次
この記事でわかること
- 放置していた公式LINEが「まだ終わっていない」理由
- 配信が止まってしまう本当の原因
- 再スタートの3ステップ
- そのまま使える、久しぶりの1通の例文
- 再開したあとに気をつけたいこと
放置していた公式LINEは、まだ終わっていない

何か月も配信していないと、「もう手遅れかな」と思いがちです。でも、友だち登録をしてくれたのは、お店に興味を持ってくれた人です。
その人たちは今もLINEの中にいます。
| 止まったままのLINE | 再スタートしたLINE | |
|---|---|---|
| 入口 | メニューもあいさつも初期のまま | 今のお店に合った入口 |
| 配信 | 最後の配信から何か月も空いている | 久しぶりの1通から再開 |
| お客様 | お店を思い出すきっかけがない | 「そういえば」と思い出してもらえる |
クライアントさんのLINEでも、配信が1か月以上止まっている状態によく出会います。これは「使いこなせていない」のではなく、「もう一歩、整えるだけ」で変わる状態です。
止まってしまうのは、意志が弱いからではない
配信が止まるのは、目の前のお客様に全力だったり、完璧な1通を目指して手が止まったりするからです。やる気の問題ではなく、続ける仕組みがなかっただけです。その仕組みは、あとからでも作れます。
💡 公式LINEは、SNSと違って認知の拡大は得意ではありません。そのかわり、リピーター獲得やファンづくりに強みを発揮します。友だちを集め直すより、今いる人にもう一度届けるほうが近道です。
再スタートの3ステップ

いきなり配信から始めず、次の順番で進めます。
STEP1 入口を今のお店に合わせる
久しぶりの配信を見たお客様が最初に目にするのが、トーク画面のリッチメニューです。配信の前に、次の3つを見直しましょう。
- リッチメニュー:終わったキャンペーンや古いリンクが残っていないか
- あいさつメッセージ:今のお店の内容になっているか
- 自動返信(応答メッセージ):以前の休業案内などが残っていないか
⚠️ リッチメニューには「表示期間」の設定があり、期間が過ぎたメニューはお客様に表示されなくなります。長く放置していると、メニューが消えていることもあります(2026年9月時点。最新の仕様はLINEヤフー公式でご確認ください)。
あいさつメッセージは、新しく友だち追加してくれた人に届く1通です。今いる友だちには届かないので、次のSTEP2の1通が必要になります。見直し方はリッチメニューの作り方とLINEのあいさつメッセージの作り方にまとめています。
STEP2 「お久しぶりです」の1通を送る
入口が整ったら、今いる友だちに1通送ります。コツは、いきなり本題に入らないことです。「お久しぶりです」とひと言そえてから本題へ入ります。
もうひとつのコツは、本題を1つに絞ることです。お知らせを全部詰め込むと、読む側は疲れてしまいます。止まっていたことを長々と謝る必要もありません。久しぶりの1通がきっかけで、「LINEを見て来ました」と来てくださるお客様もいます。
STEP3 続けられる形を先に決める
1通送って終わりにしないために、次の配信を決めておきます。おすすめは、配信の「枠」を先に決めることです。
- お役立ちの話
- お知らせ
- お礼やごあいさつ
枠がいくつかあれば、毎回ゼロから考えずに済みます。回数は、最初は月1〜2回で十分です。続けられる回数から始めて、慣れたら増やしましょう。
LINE公式アカウントには、日時を指定して送る「予約配信」の機能があります。時間があるときに2〜3通まとめて作って予約しておけば、忙しい時期でも止まりません。ネタに困ったらお店の配信ネタ30選もどうぞ。
そのまま使える、久しぶりの1通の例文
〇の部分をお店に合わせて書き換えれば、そのまま使えます。
飲食店の例文
お久しぶりです。〇〇(店名)です。
朝晩が涼しくなってきましたね。今月から、秋の限定メニュー「〇〇」を始めました。
〇月〇日までの期間限定です。これからは、季節のメニューやお休みの案内を、月に1〜2回お届けします。
またお店でお会いできるのを楽しみにしています。
美容室・サロンの例文
お久しぶりです。〇〇(店名)の〇〇です。
季節の変わり目、髪や肌のご調子はいかがですか?夏の紫外線を浴びた髪は、秋に乾燥しやすくなります。
おうちでできるケアのコツを、次回の配信でお届けしますね。ご予約は、このLINEからも受け付けています。
どの例文も、「お久しぶりです」のひと言、本題1つ、これから何が届くか、の3つでできています。
再開したあとに気をつけたいこと
ブロックが少し増えても、あわてない
久しぶりに配信すると、ブロックが少し増えることがあります。関心が薄れていた方が整理されただけのことも多いので、あわてなくて大丈夫です。
ブロックの数は、管理画面の「分析」の「友だち」で確認できます(2026年9月時点)。配信を続けるうちにブロックが増え続けるなら、内容や回数を見直すサインです。原因と防ぎ方はLINE公式アカウントがブロックされる理由で解説しています。
無料プランで送れる通数を確かめておく
無料のコミュニケーションプランで送れるメッセージは、月200通までです(2026年9月時点)。通数は「送った回数×受け取った人数」で数えます。
⚠️ 友だちが150人なら、全員に1回送るだけで150通です。料金は変わることがあるため、最新の情報はLINEヤフー公式サイトでご確認ください。プランの考え方はLINE公式アカウントの料金プラン完全ガイドにまとめています。
次に読みたい記事常連さんにこそLINEを|「また来てくれる人」に届ける感謝の例文つき
まとめ
- 放置していても、登録してくれた友だちは残っている
- 止まる原因は意志ではなく、仕組みがないこと
- STEP1 入口を今のお店に合わせる
- STEP2 「お久しぶりです」の1通を送る
- STEP3 続けられる形を先に決める
作ったまま止まっている公式LINEは、もう一歩整えるだけで動き出します。まずは入口を見直すところから始めてみてください。
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