LINE公式アカウントを作ったあと、「認証済アカウントにしたほうがいいですか?」というご相談をよくいただきます。名前の横にバッジがつくアレのことです。
結論からお伝えすると、お店や事業として使うなら、申請しておいて損はありません。申請も審査も無料で、できることが増えるからです。ただし、申請後は変更できない項目があるので、順番を間違えないことが大切です。この記事では、未認証との違い・メリット・申請の手順・つまずきやすい注意点をまとめました。
この記事でわかること
- 認証済アカウントとは何か、未認証アカウントとの違い
- 認証済アカウントになるとできること
- 申請する前に必ず知っておきたい注意点
- 申請の手順と、審査にかかる期間
- 認証を取るべきか迷ったときの考え方
目次
認証済アカウントとは?

LINE公式アカウントには、「未認証アカウント」と「認証済アカウント」の2種類があります。
- 未認証アカウント……審査なしで、誰でもすぐに作れます。バッジはつきません
- 認証済アカウント……LINEヤフーの審査を通ったアカウントです。名前の横に緑色の認証バッジがつきます
お客様から見ると、バッジは「このアカウントは、審査を通った本物のお店だ」という目印になります。名前をまねた偽アカウントが心配な業種ほど、この安心感は効いてきます。
⚠️ ネット上の解説記事では「青バッジ」と書かれていることがありますが、これは以前のアカウント区分にもとづく古い情報です。2026年9月時点の公式の案内では、認証済アカウントのバッジは緑色です。情報を探すときは日付にご注意ください。
認証済アカウントになるとできること
公式に案内されている内容のうち、小さなお店にとって効くものを整理しました。
| できること | どううれしいか |
|---|---|
| LINEアプリ内の検索対象になる | お客様が店名で検索したときに見つけてもらえます。未認証だとIDやQRコードを知っている人しかたどり着けません |
| 友だち追加広告が出せる | 友だちを増やすための広告を出せるようになります(一部利用できない業種があります) |
| 友だち集めツールが使える | ポスターのデータを無料でダウンロードできるほか、ノベルティも購入できます |
| 請求書決済(Paid)が使える | クレジットカード以外の支払い方法を選べるようになります |
| LINEアプリ内にアカウント情報やクーポンを掲載できる | お店の情報やクーポンが、より多くの人の目に触れる場所に出せます |
💡 いちばん大きいのは「LINEアプリの中で検索してもらえるようになる」ことです。友だちの集め方の選択肢が、ひとつ増えると考えてください。
申請する前に知っておきたい4つの注意点
① アカウント名は、申請後に変更できない
これがいちばん大事です。認証申請ではお店やサービスの正式名称を登録します。そして申請したあとの変更はできません(店名変更などの事情があるときのみ、再審査のうえで変更できます)。
文字数は20文字以内です。「〇〇店【期間限定クーポン配布中】」のような宣伝文句を入れた名前にしていると、そのまま固定されてしまいます。申請の前に、名前を落ち着いて決めてください。
② 個人名では申請できない
認証済アカウントは、事業として使うアカウントが対象です。個人名では作れません。法人の場合は法人番号の入力が必要になります。個人事業主の方は、屋号でお店として申請する形になります。
③ 申請できない業種がある
出会い系、アダルト関連、マルチ商法、不安につけこむような販売など、ガイドラインで認められていない業種は申請できません。一般的な飲食店・美容室・クリニック・教室などであれば、まず問題ありません。
④ 申請と審査は無料
「お金がかかるのでは」と心配される方がいますが、申請にも審査にも費用はかかりません。料金プランとも別の話なので、フリープランのままでも申請できます。プランについては料金プランの記事をご覧ください。
申請の手順(3ステップ)
STEP1:申請画面を開く
これから作る方は、アカウントの新規開設のときに「アカウント認証をリクエストする」を選びます。すでにアカウントをお持ちの方は、管理画面(LINE Official Account Manager)の設定から「アカウント認証をリクエスト」を選んでください。
STEP2:必要事項を入力する
お店の情報、担当者のお名前(フルネーム)、メールアドレス、電話番号などを入力します。URLの欄には、お店の情報が載っているページ(ホームページや、なければお店のSNSページなど)を入れます。
審査する側は、この情報を見て「実在する事業かどうか」を確認します。入力もれや打ち間違いがあるだけで審査に時間がかかるので、送信前にもう一度見直しましょう。
STEP3:審査の結果を待つ
公式の案内では、審査には5〜10営業日ほどかかります(2026年9月時点)。時期によって前後することがあります。
審査に通らなかった場合でも、あらためて申請し直すことができます。ただし、通らなかった理由の詳細は公開されていません。入力内容の不備と、ガイドラインに合っているかを見直すのが近道です。
💡 審査を待つあいだも、アカウント自体はふつうに使えます。あいさつメッセージやリッチメニューを整える時間にあてると、審査が通ったときにすぐ動き出せます。
⚠️ 画面の名称や項目は2026年9月時点のものです。申請の前にLINEヤフー公式の案内ページもあわせてご確認ください。
認証を取るべき? 迷ったときの考え方
「みんな取っているから」ではなく、そのLINEで何をしたいかから考えると、答えが出やすくなります。
すでにお客様がいて、来店した方に登録してもらう使い方が中心なら、未認証のままでも困ることはほとんどありません。メッセージの配信、あいさつメッセージ、リッチメニュー、クーポンといった機能は、未認証でも使えます。
一方で、これから新しいお客様に見つけてもらいたいなら、認証を取る価値があります。LINEアプリ内の検索に出るようになり、ポスターや広告といった友だちの集め方も使えるようになるからです。
ただ、ひとつだけ気をつけたいことがあります。オーフレックスでご相談を受けていて感じるのは、友だち追加はゴールではなくスタートだということです。検索で見つけてもらえるようになっても、登録したあとに何も届かなければ、お客様の気持ちは静かに離れていきます。バッジは信頼の入口をつくってくれますが、関係を育てるのは、そのあとの一通一通です。
「うちの業種でも使えますか?」「まだ相談する段階じゃない気がして」——そうした声もよくいただきます。認証を取るかどうかは、あとから変えられます。まずはアカウントを整えて、必要になったタイミングで申請する。その順番でまったく問題ありません。
まとめ
- 認証済アカウントは、審査を通ったしるしとして緑色のバッジがつくアカウント。申請も審査も無料
- いちばんのメリットはLINEアプリ内の検索に出るようになること。ポスターや友だち追加広告も使えます
- アカウント名は申請後に変更できない(20文字以内・正式名称)。申請前に必ず決めておく
- 個人名では申請できず、申請できない業種もある。費用はかからない
- 審査は5〜10営業日ほど。通らなくても再申請できます
迷ったときは、「新しいお客様に見つけてもらいたいかどうか」で決めてみてください。そして認証が取れたら、その先の一通をていねいに。お店への信頼は、そこから積み上がっていきます。
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「うちのお店ならどう使える?」という段階のご相談も無料です。